サイパン3月8日(土)
さて、本日土曜日はトリビューン紙土曜版の記事からのご紹介です。
トップニュースは昨日行われた「三浦事件」に関する知事の記者会見と、三浦氏の弁護団の会見内容の二つです。
昨日、知事公邸会議室で行われた日本の報道陣への記者会見は、CNMIの宣伝も兼ねたプロモーションとも言えそうな雰囲気でした。
会見の内容は「シュワツネッガー知事から移送要請書がFAXされた」ということだけのことで、事件に関する特別な情報はありませんでした。
会見の締めくくりは、メディアの皆様の慰労を兼ねて、次の会見は現地のバーベキューを用意して皆様をおもてなししますとのコメントがあり、観光局のペリー局長からの挨拶などもありました。
一方、三浦氏の弁護団の会見では、LAでの弁護にマイケル・ジャクソンの幼児虐待(セクハラ等)の訴訟を担当した、敏腕弁護士マーク・J.ゲラゴス氏の名前が上げられ、こちらも更に話題性を呼ぶ内容でした。
ちなみに、このゲラゴス氏、マイケルの裁判では途中で降板しています(笑)
ということで、今日はこの二つのニュース以外に特別な記事はありませんでした。
○ マイケル・ジャクソンの弁護士が三浦弁護団に加わる
マイケル・ジャクソンの弁護士Mark J. Geragos氏が、日本人ビジネスマン三浦和義氏の弁護団に加わりました。
「今、2箇所の戦いになる」と三浦氏の弁護士ブルース・バーライン氏は述べました。
昨日、ハイアット・リージェンシーで行われた報道関係者への状況説明で、同弁護士のパートナー、マーク・B.ハンソン氏とウィリアム・フィッツジェラルド氏に加え、彼ら弁護団にゲラゴス氏が加わることが発表されました。
バーライン弁護士はゲラゴス氏について、カリフォルニアでは大変有力な弁護士であり、カリフォルニアにおける1988年の三浦氏に対する逮捕状の無効を後に試みる、三浦氏の代理人になることを承諾したと説明しました。
バーライン弁護士によると、ゲラゴス氏は基本的に、サイパンの高等裁判所ラモナ・V.マングローニャ判事の前で反論を唱えた三浦氏の弁護団と同様の根拠で、1988年の逮捕状の合法性に挑むであろうとしています。
同氏はゲラゴス氏が今朝(サイパン時間の土曜日)、無効(取り消し)請求に取り掛かることに期待していると述べました。
バーライン氏はゲラゴス氏がカリフォルニアの法廷で手続きを行うであろうと説明しました。
「彼の唯一の目的は1988年の令状を無効にすることです。もし、令状が取り去られれば、カリフォルニアへの移送の根拠がなくなり、移送要求の確信のほとんどが破棄されねばなりません」と同氏は述べました。
被告側弁護士によると、彼らはカリフォルニア裁判所に、三浦氏を起訴できない、あるいは起訴しない判断を期待しているとのことです。「事実、彼らは彼を起訴まで告発さえできない」とバーライン氏は述べ、同弁護団はサイパンでの係争も継続するとしています。同氏は、マングローニャ判事の判断に対しCNMI最高裁判所に再審理を求めるかどうか検討していると述べました。
「しかし、現在、シュワルツネッガー知事が正式な書類をCNMI知事にFAXした事実に照らし合わせて、再び我々は時間制限を熟考せなばならない」と同氏は言っています。
一方、ゲラゴス弁護士の依頼人は、マイケル・ジャクソンの他、アカデミー賞受賞女優ウィノナ・ライダー、ヒップホップ・スターのネイト・ドッグ、前下院議員ゲリー・コンディット、前大統領ビル・クリントンの兄弟ロジャー・クリントンなどが含まれています。
ゲラゴス氏は、前回のLA犯罪法廷弁護士協会の「年間法廷弁護士」に選ばれています。
○ フィッテイェル知事、三浦氏の身柄引き渡し要請の本書を待つ
フィッテイェル知事は昨日、CNMI政府はすでに、カリフォルニア州からの三浦和義氏の身柄引き渡し要請書のFAXコピーを受け取ったと公表しました。
「我々は未だカリフォルニアからのオリジナル要請書を受け取っていない。このオリジナル本書は来週火曜日、3月11日には届くであろう」とフィッテイェル知事は日本のメディアへ報道陣への説明を行いました。
同知事は、この本書を受け取った後、司法局がこれを見直すと説明しました。
「この見直しは1日から2日ほどかかるかもしれない。そして、彼ら(司法局)が、私がそれに署名するかどうかを薦めるだろう」と知事は述べました。
三浦氏の身柄引き渡しの為の逮捕状に知事は署名するかの問いに対し、主席検事はその書類が法的に十分な資格があるものであれば、と答えました。
フィッテイェル知事は、このFAXされた書類の権威についてまったく疑いは持っていないと述べました。
「しかし、私はオリジナル文書を受け取るまで、未だ行動を起こすことができないので、これはなんら意味のないことである。ですから、私の疑惑は未だFAXされたことへの疑いです」と知事は述べ、報道陣の笑いを誘っていました。
フィッテイェル氏は、コモンウェルスは三浦氏の逮捕は合法的であると確信していると述べ、AGO(司法)がCNMI法の適用にしたがい、三浦氏の逮捕の手続きを行ったとしました。
同知事は、シュワルツネッガー知事が三浦氏をサイパンからカリフォルニアに連行するための人物を送ることを望んでいます。
なお、高等裁判での聴聞は3月19日に予定されています。Warfield検事によると、この聴聞は実際の令状がすでに署名されていないかを決定するだけであるとのことです。
○ $164M予算案で可決か?
$164M budget would have been OK if.
フィッテイェル内閣によると、下院議会で承認されていることで通過した$164ミリオン適用法案が、もし、知事室の早期提案が立法議会で制定されれば、政府のリタイヤメント基金掛け率は11%に削減され、公休無補償法案の政策が取られます。