サイパン1月7日(月)
日米で株価が急落し、波乱含みの年明け市場となりましたが、CNMIの政治経済も相変わらず混迷を続けています。
今月14日から始まる新議会に多少の期待をしたいところですが、早くも知事のCUC非常事態宣言への不審、サイパン・カジノ法計画、新労働法開始、イミグレーション連邦化などなど、問題も山積みです。
○ 聴聞官再び1名で労働訴訟の聴聞遅れる
労働局は行政聴聞官が一人しかいないために、多数の訴訟の聴聞を延期しています。労働行政聴聞官Rose T. Ada-Hocog氏は金曜日のトリビューン紙の取材に答え、予算不足からHerbert Soll聴聞官の契約更新を行わなかったため、行政聴聞官はJerry Cody氏1名を残すだけとなっていることを伝えました。
同氏によると、スタッフ不足で、予定されている現状の訴訟のほとんどが再度日程を整えているとしています。
同氏は彼らの依頼人に、行政聴聞事務室でフロント・オフィス事務員に彼らの訴訟日程の状況を確かめるよう通知しました。
彼女によると、聴聞の延期はおよそ20から30の労働訴訟と拒否に影響が出るであろうとしています。
しかしながら同氏は、同事務室ではこの問題は2006年と2007年に向けたものであるため、現在はいかなる残務未処理の訴訟は扱わないとしています。
Ada-Hocog氏は彼女自身がよりいっそうの任を負っています。管理者と一般公示官に加えて、Ada-Hocog氏は今から2週間、労働訴訟の調停人の代行を務めます。
「それは困難であるが、我々が予算を得るまでの一時的なものです。我々はコミュニティの忍耐が必要です」と同氏は述べました。
同氏はまた、1日3件から5件の労働訴訟の提出を受けていることも記しました。今月はさほど多くないとしています。
2007年9月、Soll氏とCody氏が予算不足で業務を停止してから、行政聴聞官の仕事はBarry Hirshbein氏のみとなりました。
結果として、行政聴聞事務室が取り扱っていた日程の4ヶ月を残したまま山積みされ始めました。
一月以上を経て、Soll氏とCody氏は再雇用されました。
Soll氏はパートタイム行政聴聞官として働いており、Cody氏はフルタイムです。
○ 予算$168.7ミリオン、下院通過
下院議会は2008年度予算案をようやく通過させ、この後上院にあがります。
下院通過した予算額は$168.7ミリオンで、土曜日の採決14対2で採択されました。
CNMI憲法に従い、各議会メンバーの4分の3の賛成票による採択以外で、政府支出金法案は通常総選挙と年明け1月の第二月曜日の間に制定されることはできません。
予算法案が知事に届く前に、少なくとも下院18議席の14議席と上院9議席の7議席が賛成票を投じねばなりません。
上院は本日、審議が行われる予定です。
土曜日、今期退くコビナント党サイパンCinta M. Kaipat議員と同党サイパンのAbsalon Waki議員の2名がこの予算案通貨に反対票を投じました。
コビナント党ロタのCrispin M. Ogo議員は欠席でした。
提案された予算は、知事の提案$160.1ミリオンより$8ミリオン高いものです。
この法案は現在の充当額$6.4ミリオンより$2.6ミリオン高額の$9ミリオンが立法府機関に与えられます。
そのほか、司法機関に$4.9ミリオン、内閣機関に$81.2ミリオン、ワシントン代表に$953,857、ロタが$8.2ミリオンでテニアンが$8.2ミリオンが割り当てとなります。
パブリック・スクール・システムは最高割り当ての$38.7ミリオンが与えられます。
下院議会はMVA(マリアナ観光局)へ$2ミリオンを追加する知事の提案を却下したと、同時に、北マリアナ・カレッジに予算$5.8ミリオンを提供しています。
サイパンとノーザン・アイランド市長、評議委員会は$2.1ミリオン、理事会と委員会に$672,046、独自プログラム$1.3ミリオン、その他プログラムに$1.1ミリオンとなっています。$1.1
知事の財政顧問、トニー・ムーニャ氏によると、下院の行動は議会が「痛み」を共有しないということを指し示しています。
「これはみんなの政府であり、みんなが犠牲となるべきだ」とムーニャ氏は述べました。
○ パラシウス氏:CUC非常事態における知事の報告は?
CUCへの予算再編を知事に認める非常事態声明を、知事は延長させています。また、立法議員らの要請−政府によってCUC危機の取引が取り扱われた行動における報告への回答すること以外、政府機関に適用させる周旋規則を一時停止しました。
金曜朝の討議中、下院マイノリティ・リーダーのアーノルド・I.パラシウス議員は、コビナント党サイパンのオスカー・M.ババウタ議長に、フィッテイェル知事に「緊急事態宣言が取られた政策の詳細を描述する」完全報告を求める書簡を12月13日に送ったことを思い出させました。
共和党サイパンのパラシウス議員は、CUCへの政府の予算再編成によって、政府の機能、プログラムあるいはプロジェクトが「縮小、据え置き」になっていることを知ることを臨んでいます。
彼の書簡の中で彼は、前回12月5日の非常事態宣言が「全面的に法令遵守不十分」で、知事は「非常時の取り扱いを、適時に包括的な計画の議会提出を怠った」と述べています。
「この状況下で」とパラシウス氏は続け「CUCが危機に向かっている上で、取り扱われている処置が何であるか、コモンウェルスの人々にとってこれらの行為がどう影響するのか議会は知る術が無い」と述べました。
金曜日、パラシウス氏は彼の質問を繰り返し述べました。「内閣の計画はどこにあるのか?CUCのための再編成する予算はどこにあるのか?」
彼によると、CUCは彼が要求していたいくつかの情報は、すでに政府に用意したと彼に伝えてきたとしています。
「私はその情報を入手したいと思う」とパラシウス氏は議会に伝えました。「我々には説明責任がある。我々はこの非常事態を政府がどのように取り扱っているかを知る必要がある」と同氏は述べました。
共和党サイパンのユマル議員はパラシウスに懸念に同調しました。「CUCへの行動計画を実施させる災害チームはどこにあるのですか?」と彼は述べ、政府はCUCの問題解決で権限を逸脱するかもしれない怖れがあるとしています。
共和党サイパンのマニュエル・A.テノリオ議員は、立法議員は暗闇に置き去りにされているようだ・・・・我々はこの非常事態で何が起こっているのかを知りたい」と述べました。
昨日の記者会見では、バラエティ紙が希望した政府とCUCからのコメントは未だ届いていません。
フィッテイェル知事は金曜日、政府機関はCNMIへの発電供給は未だ十分に提供できないとしてCUCの緊急事態宣言を30日延長しました。彼は「極限的、至急の一触即発の脅威」としています。
○ マングローニャ氏、ホフシュナイダー氏:サイパンはローカル・カジノ法は不可
二人の上院議員によると、サイパンでのカジノ・ゲームを合法化する法案の通過は違法であるとしています。
1月5日のサイパン議会代表団への書簡で、共和党ロタのポール・A.マングローニャ上院議員と共和党テニアンのジュダ・U.ホフシュナイダー上院議員の両氏は、CNMIでのいかなる合法賭博法案の議会通過も認められないとしています。
彼らは、コモンウェルス規則で追記されているこれら規則がある限り、賭博禁止規則でローカル法案が取り扱われると表記されている1 CMC §1402(a)(8)を提示しました。
前回、下院議会を通過した同法案は上院で却下されましたが、今年始まる新国会で再度提案される予定です。
新国会は1月14日に召集されます。
○ 知事、2法案を拒否、2案に署名
フィッテイェル知事はこの法案の目的に矛盾があるとして、ローカル法案15-292 、Notaries Public Actsの改訂を拒否しました。
同様に、島に割り当てられた計画のためのテニアン市長の資金支出権限を認める下院法案15-308も拒否しました。
サイパン・ゾーニング法の改訂、ローカル法案15-77は署名され、サイパン・ローカル法15-29として制定されました。また、ネイビー・ヒルのグロリア・ドライブ近隣をBasilio Laneと名付けるローカル法案15-72は、サイパン・ローカル法15-72となりました。
○ 身障者用駐車場法案、下院通過
下院儀機会は木曜日、身障者のための駐車スペースにおける現在の法律を広げ、違反者に懲罰を加える法案を通しました。
下院法案15-329はスタンレー・T.トレス下院議員によって提起され、「恒常的に違反が行われ、その行使が曖昧である」としています。
この法案は今、上院に送られ、今週最終審議に入ることが期待されています。